国会法制司法委員長である新政治民主連合のイ・サンミン議員が1日、「朴槿恵大統領が議員時代に提出した法案を、そっくりそのまま出してみせましょう。」と発言し、注目を集めている。
1日午前のCBSラジオに出演したイ議員は、「大統領が国会法改正案に拒否権を行使したが、大統領自身が議員時代に提出した法案をそのまま出してやれば、自己矛盾となる行為は出来ないでしょう。」と述べ、以下のように説明した。
その法案とは1998年大統領が野党議員時代に、今回よりも強力な内容の国会法改正案に参加したことを意味している。
法案はアン・サンス議員(現 昌原市長)を筆頭に提出され、「国会常任委から『大統領令などの行政立法が法律に違反したり、委任の範囲を逸脱した』という意見が提示されれば、中央行政機関は正当な理由がない限りこれに従わなければならない」というのが核心となる法案だった。そして当時国会運営委員会に提出されたが、会期終了とともに廃棄処理された。
大統領が『違憲』との認識を示した現国会法改正案は当初、「法律に違反している行政立法に対して、国会が政府に修正を要求することができる」としたが、強制性に関する論議で『要求』の部分を『要請』に変えた。しかし朴大統領はこれも違憲と批判した。
イ・サンミン議員は「今回の国会法改正案は、『要請があれば、各副長官は処理する』としているが、処理内容が何であるかは規定されていない。」 「しかし大統領が議員時代に提出した法案は、『必ず従う』としている。今の改正案よりも強い強制力がある。」と説明した。
また、「大統領が(改正案について)違憲であると言っているのは自己矛盾であり、とんでもない主張だ。」と叱責した。
イ・サンミン議員は今後について、来たる7月6日の国会本会議での改正案審議結果を見た後、大統領がかつて提出した例の法案をそのまま出すと表明した。
原文:http://www.vop.co.kr/A00000905442.html
翻訳・編集:在日韓国青年同盟
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