韓青(はんちょん)とは

在日韓国青年同盟は、略称を「韓青(はんちょん)」といい、16~35歳の在日韓国人青年(朝鮮半島にルーツを持つ者、国籍は問わない)で構成される団体です。中央本部をはじめ、全国8ヶ所に地方本部があり、在日韓国人青年対象のウリマル(母国語)教室を中心に、地域に密着した活動を展開しています。

2000年代の「韓流」ブーム以来、日本でも韓国でもそれぞれの文化は大量に流入し、韓日の距離は急速に縮まっていきましたが、その一方で日本に定住している韓国人、いわゆる「在日」の存在はどこかほったらかしにされてきました。

それどころか日本の右傾化、軍事大国化の動きに合わせるように、「嫌韓」「反韓」のヘイトスピーチの対象として直接・間接の差別にさらされている状況にあります。民族と断絶させられ、韓国人が韓国人であるということさえも否定してしまうような歪んだ生き方を余儀なくされているケースも少なくありません。

なぜ韓国人が韓国人と名乗れないのか?それは植民地主義と地続きの差別・排外主義に直面してということが第一にありますが、このような状況下で在日韓国人の若者の中に「自分が韓国人である」ということに対する自信や根拠を育む機会が圧倒的に少ないためです。

日本では、いまだ外国人に対する民族教育が不十分であり、特に民族学校である朝鮮学校だけが「高校無償化制度」から排除されていることが象徴的なように、在日韓国人青年が民族教育を受けること自体がとても困難な状況にあります。そのため大多数が自分の民族の言葉、名前、文化に対する素養を持ち得ることができません。

韓青では、そのような在日韓国人青年たちが、母国語をはじめとした民族性を少しでも身につけ、「私は韓国人なんです!」と堂々といえるような社会を作ることを目的としています。在日青年の民族性の涵養こそが、現在の韓青の中心課題といえるでしょう。

また、そのためには、祖国の分断を解消し、自主的平和統一が必要不可欠です。韓青では 、結成以来50年以上、祖国の統一にむけて運動を続けてきました。2000年の6・15南北共同宣言が発表されて以降は、南・北・海外を網羅する6・15共同委員会の一員として、統一運動を進めています。さらに、在外同胞のネットワークづくりにも励んでおり、在外同胞共通の課題に対して取り組んでいくよう努力しています。

在日韓国人青年が気軽に集って「同胞をつなぐ」コミュニティーとしても活動していますので、在日韓国人の友達が欲しい、同じルーツの人と出会いたい!など交流の場としても開かれた場所になっています。

在日韓国人青年たちが、自己を確立し、同胞社会や、統一祖国の発展に貢献できる。在日韓国人青年が「民族的に生きる」ための活動全般を行なっているのが、私たち韓青なのです。

 

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