アンニョンハセヨ!
二日目となる8月14日の午前は平和統一フィールドワークとして、分断を知り統一を考えるために38度線近くまで行きました。
韓国を北上すると民間人統制線というものがあり、そこから先の民間人統制区域に行くには身分証明書(旅行客ならパスポート)が必要となります。民間人統制区域の奥、南方限界線より先がDMZ、非武装地帯です。そしてそのDMZ内に南北軍事境界線と、首脳会談が行われた板門店があります。
今回私たちは韓国青年連帯に手続きを協力して頂き、南方限界線のギリギリ手前、都羅山(トラサン)までフィールドワークに行きました!早速報告していきましょう!
宿舎のあるソウルからバスに揺られておよそ一時間、まず最初に訪れたのは臨仁閣(イムジンガッ)というところです。平和統一フィールドワークには韓国で最も北側に位置する街、坡州(パジュ)に住む韓国青年連帯の先輩が講師として案内してくださいました!
臨仁閣平和公園は申請無しで行ける韓国最北の地で、家族連れで遊びに来れるスポットになっていると同時に、遠くに北側が見れる展望台や朝鮮戦争に関する展示コーナーもある施設です。
また臨仁閣には元々DMZにあった橋を南側に移して設置した「自由の橋」という展示があり、その奥のスペースに統一を願うメッセージを書く、というのが定番になっています。韓青メンバーも持って来ていた統一旗と板門店宣言支持ステッカーに熱い統一メッセージを込めました!
続いてバスで移動し、都羅山駅に来ました。途中で検問所があり、バスの中でパスポートのチェックを受けるという経験をしました!
都羅山駅は南北をつなぐ京義線の南側最北の駅で、金大中政権期に再整備されました。将来的には北側から入境(国境を越える入国ではないという講師の説明)してきた同胞を迎える玄関口として機能する予定の駅です!
見えてるけど行くことは出来ない北側・・・しんみりするのも何なので青年らしく楽しんできました!笑
エンジョイしている中央委員長が印象的な写真ですが、この奥3kmほど行けばそこはもう北側です!早く開通して列車で北側に行ってみたいですね!
さて最後に訪れたのは都羅山展望台。目視で北側を見ることが出来る、韓国で最も北側に近い場所の一つです。
その後は民統線の中にある村の食堂で昼食タイム。野菜と豆腐中心の「韓国の田舎の食堂」って感じのメニューに、ご飯をおかわりする人が続出!笑
他にもここでは書ききれませんでしたが、講師の方から分断状況や統一への熱いお話をたくさん聞かせていただきました。改めて感謝申し上げます!고맙습니다!
さてその後はソウル市内に戻り、4.19民主国立墓地を参拝しました。1960年の4.19革命は韓青結成の歴史に深く関わっており(詳しくはコチラを参照)、今回韓青58年の歴史で初めて夏期講習会で国立墓地を参拝するという歴史的体験をしました!
また今回、1960年当時に学生として4.19革命に参加していた先生からお話をしていただきました。4.19革命を経験している方のお話を聞ける機会は大変貴重で、全員熱心に聞いていました。
全員で記念碑に黙祷し、記念碑の裏にある墓地で亡くなられた先生の友人たちの話をお聞きしました。
その後は併設されている資料館に行き、4.19革命に関する学習を深めました。資料館は写真や映像資料が豊富で、順路に沿って見れば4.19革命を充分に学ぶことができる造りになっています。
改めてお暑い中お越しいただいた先生に感謝申し上げたいと思います。고맙습니다!
その後は市内で夕食、この日の夕食はお待ちかねのサムギョプサル食べ放題!!
肉と酒で全員のテンションが否応なく上がり続け、自然と盛り上がっていきました!
夕食を一通り楽しんだ後はそれぞれソウルの街に繰り出し、宿舎に戻った後もこの日は夜更けまで飲み会が続きました・・・
次回の更新は三日目+最終日の予定です。乞うご期待ください!
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