「朴槿恵政権の国定教科書強行、歴史に明確に記録されるだろう」 寒風の中で市民たち、国定教科書反対キャンドル集会を開く
「歴史教科書国定化」に反対する大学生、中高生、歴史学者などが国定化の中断を要求し、ろうそく集会を聞いた。
480余の市民・社会・教育団体などで構成された「韓国史教科書国定化阻止ネットワーク」は31日午後7時、ソウル鍾路区清渓広場で歴史教科書国政化阻止のための3次の汎国民大会を開いた。
氷点下に近い天気にも1万余人(主催者推計、警察推算2千5百余人)の市民が参加し、政府の国政化中断を要求した。
参加者たちは「去る12日の文部科学省の国定化行政予告以降、歴史学界の執筆拒否宣言をはじめ大学生、中高生、市民団体、政界などの激しい抵抗にもかかわらず、朴槿恵政府は国民の意に逆らって告示を強行しようとしている」としながら「国民の行動によって政府の国定化の試みを阻止する」と明らかにした。
この日の集会は、市民社会各界の代表者の発言と文化公演を中心に進行された。
アン・ビョンウク前真実和解委員長は「執権3年の間に歴史に残る仕事を何もしていない朴槿恵政権が、現行の韓国史教科書が北朝鮮主体思想を美化して親北左寄りという放言(根拠の無い無責任な発言)を並べている」とし「政治家になった理由は父の名誉回復と語っている朴槿恵大統領が、権力を利用して手段と方法を選ばず、歴史を歪曲するという陰謀をちらつかせている」と述べた。続いて「独裁政権の最後が悲惨だったように、朴大統領は厳しい歴史の審判を学ばなければならない」とし「歴史学者が今の国定化問題を忘れずに、歴史の記録として残して現政権を評価するだろう」と警告した。
チェ・チャンシク全教組京畿支部長は「政府による懲戒の脅威にもかかわらず、歴史と学生の前に堂々とした教師として生きるという信念に、全国2万2千名以上の教師が韓国史教科書国定化反対時局宣言を発表した」とし「今後も教師として独裁政権と対峙して闘い、民主化を成し遂げた先輩たちの誇らしい歴史を教え、セウォル号のことを取り上げないで自分の父親を取り上げる恥ずかしい(朴槿恵政権の)歴史を生徒に教えたい」と声を高めた。
韓国史教科書国定化阻止ネットワークは半月の間、全国各地から受け取った31万5千人の署名を公開して、11月2日に大統領府に署名を渡す予定であることを明らかにした。
集会を終えた参加者は、清渓広場をはじめ、乙支路2街、ソウル市庁広場までデモ行進を行った。
出典:民衆の声
原文:http://www.vop.co.kr/A00000953516.html
翻訳・編集:在日韓国青年同盟
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