[8.15特集]青学本部、青年学生大会を開催 「自主独立は過去ではなく現在の課題」

8.15光復節75周年を迎えた8月15日午後1時、「6.15共同宣言実践南側委員会 青年学生本部(以下青学本部)」が天道教水雲会館の広場で「韓米ワーキンググループ解体、韓米合同軍事演習中止、光復75周年8.15民族自主青年学生大会(以下、青学大会)」を開催した。コロナ19の余波を受け急遽場所を移して行われ、10日から全国各地で活動した自主統一大学生実践団200人をはじめ、宗教団体、統一団体、進歩党党員など300人余りが参加した。

青学本部は青学大会の趣旨について、「光復75周年を迎えた今日、南北関係は硬直し戦争の危機が高まっている。米国は韓米ワーキンググループを介して南北の対話と協力を妨害し、コロナ禍と南北合意があるにもかかわらず韓米合同軍事演習を強行することで韓半島に戦争の危機を招いている」と糾弾し、「自主独立はすでに達成されたものではなく、達成しなければならない現在の要求だ」と述べた。

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「韓米同盟破棄」と書かれたプラカード

青学大会は大会辞、海外側連帯辞、大学生自主統一実践団の活動報告、韓国大学生進歩連合芸術団の公演、決議文朗読、青年パフォーマンスが行われた。決議文を通じて「今こそ中途半端な解放を超え、分断の痛みを終わらせ真の自主独立を達成するとき」と強調し、▲反外勢民族自主の旗の下に韓米ワーキンググループを含む親日親米分断積弊を清算させること ▲韓米合同軍事演習をはじめとする一切の敵対行為を中止させること ▲青年学生の団結した力で平和繁栄、統一大国の新しい歴史を切り拓くこと を決意した。

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韓国大学生進歩連合芸術団の公演

青学本部ハ・ジェギル常任代表は大会辞を通じて、
「これ以上私たち民族の運命を放置することはできない。いかなる外部勢力も私たち民族の運命に責任を負わない。私たち民族の運命は、私たち民族自身で開拓しなければならない。」と強調し、戦争危機の排除、外部勢力と親日親米積弊を清算し、民族自主と自主独立を実現するために青年学生が先頭に立つことを呼びかけた。

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青学本部ハ・ジェギル常任代表

青学本部チョン・ジョンソン常任副代表は6.15日本地域委員会青年学生協議会から送られた連帯辞を代読した。8.15の際には在日韓国青年同盟のメンバーがソウルを訪問して8.15青学大会に参加していたが、今年はコロナの影響で連帯辞を送ったものだ。

6.15青学協議会は連帯辞で「“民族自主”こそ分断の歴史で明らかになった統一のための唯一のスローガンであり、“反米自主”こそ闘争の歴史の中で明らかになった平和のための課題だ。今こそ私たち青年学生が“民族自主”、“反米自主”のスローガンを声を高く叫び、統一を妨害する米国・在韓米軍を直ちに追い出して“わが民族同士”の精神で統一を成し遂げよう」と訴えた。

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豪雨の中、最後まで青学大会を貫徹した

青年パフォーマンスでは統一を妨げる「韓米ワーキンググループ」「韓米同盟」「対北敵対行為」「韓米合合同軍事演習」「国家保安法」が書かれたプラカードをへし折り、統一旗がたなびくパフォーマンスを実践した。

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6.15青年学生協議会 連帯辞全文(日本語)

コロナ19の世界的流行にも屈せず、力強く運動を展開する6.15南側青年学生本部の皆さんに敬意を表します。解放と分断の象徴の日である8.15を、統一の歓喜の日へと変えていくため私たち青年学生が先頭に立ち共に闘いましょう。

昨年から朝鮮半島の情勢は停滞、後退しているのが実情です。今日のような南北間に不信と対立が積み重なっている状況下にあるにも関わらず、北への武力侵攻を想定した韓米合同軍事演習が予定されており、実施されれば民族の生存に深刻な打撃が加えられることは間違いないでしょう。文在寅政権は韓米同盟を優先する政策を今すぐ取りやめ、民族自主の精神で南北関係を回復する作業に取り掛からなければなりません。

これら南北関係悪化の根本原因は、米国の覇権主義構想に基づく対北敵視政策にあります。板門店宣言、9月平壌共同宣言が相次いで出された2018年、米国は韓米ワーキンググループを設置して南北関係に不当介入し、南北の自主的交流に大幅な制動をかけました。対北ビラ散布団体への支援、韓米合同軍事演習の強行、防衛費分担金値上げ要求におけるハリス米国大使らの露骨な内政干渉などは、朝鮮半島を再び支配下におく米国の朝鮮半島戦略の中で一体となって推し進められています。強盗まがいの韓米ワーキンググループは今すぐ解体すべきです。

言うまでもなく南北関係を前進させる方法は、南北共同宣言を履行する他にありません。既に南北には板門店宣言・9月平壌共同宣言をはじめ、当局間で合意した自主的平和統一を実現するための数々の合意事項があり、それらを否定する“新しい道”は結局のところ“わが民族同士”の精神から外れる反統一分断政策にしかなり得ません。“民族自主”こそ分断の歴史で明らかになった統一のための唯一のスローガンであり、“反米自主”こそ闘争の歴史で明らかになった平和のための課題です。今こそ私たち青年学生が民族自主・反米自主のスローガンを高らかに叫び、統一を妨害する米国・駐韓米軍を即刻追い出し“わが民族同士”の精神で統一を成し遂げましょう。

今年の8.15は共にすることが叶いませんでしたが、私たちも反米自主闘争に連帯し海外の地で共に闘います。再びお会いできる日まで、皆さまがご健康であることを願っております。闘争!

 

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