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声明-韓日両政府による日本軍「慰安婦」問題の拙速な妥結を糾弾する
2016-1-7
朴槿恵政権と安倍晋三政権は12月28日、日本軍「慰安婦」問題解決に関連して外相会談を開き、合意・妥結したと発表した。日本の岸田文雄外相は、日本政府の責任を認め安倍総理に代わって「慰安婦」被害者に対して「謝罪と反省の気持ち」を表明する一方、韓国政府が「慰安婦」支援を目的に設立する財団に、日本政府が10億円を拠出すると明らかにした。尹炳世外相は今後、国連など国際社会で「慰安婦」問題に関連する批判を自制することを表明、駐韓日本大使館前の少女像の撤去のために関連団体に対して説得作業に取り組むと明らかにし、「慰安婦」問題が最終的かつ不可逆的に解決されたことを確認した。
韓米日三角軍事同盟化を急ぐ米国は、韓日両政府に妥結を迫る後見人の役割を果たした。わたしたちは、米国のこのような動きを決して座視しない。
日本軍「慰安婦」被害者たちや国民の思いとは相いれない、このような屈辱的で売国的な協議を、わたしたちは沸き上がる怒りをもって糾弾する。
日本政府が真に日本軍「慰安婦」問題を解決しようとするならば、当事者が納得できる内容、すなわち△日本政府と軍が、軍の施設として慰安所を立案・設置、管理・統制し、△女性の人権を蹂りんした反人道的で国家的な組織犯罪であったことを認定し、△被害者に対する法的責任と謝罪賠償、△歴史教育など再発防止措置、△安倍首相が直接、反省と謝罪をしなければならない。
国民を保護し、弱者の涙を癒すのは大統領の役割だ。しかし、朴大統領がすすんで日本政府に代わり責任を請け負って財団を設置し、恨(ハン)を抱いたまま亡くなった日本軍「慰安婦」被害者の血と涙が刻まれた少女像の撤去のために努力するとした厚顔無恥な姿勢を、わたしたちは決して許すことができない。その上、朴大統領は、被害当事者であるハルモニたちと事前に一言も協議することなく拙速妥結した今回の合意を「大局的立場で理解して欲しい」とお願いした。一体、どこの国の大統領なのか疑わしいほどだ。
朴政権は、雨が降ろうと雪が降ろうと、25年間日本大使館前で水曜集会を行い、国際的にも真の解決を訴えてきた日本軍「慰安婦」被害者たちと関連団体、解決を願う国民の要求を踏みにじり、日本政府に免罪符を与えた。日本の過去史に対して免罪符を与えたことは、韓米日軍事同盟構築に弾みをつけ、戦争法を制定し自衛隊の朝鮮半島進出をもくろむ日本に追い風となることは間違いない。
当事者たちと支援団体にとどまらず、野党と各界各層の国民大多数が今回の合意に反対している。また、水曜集会は途絶えることなく続いており、世界各地の海外同胞も日本大使館前で抗議の声を上げている。
わたしたちは、日本軍「慰安婦」被害者と関連団体、良心をもつ全世界の人々の要求を無視し、談合によって成された拙速な妥結を、今一度糾弾する。今回の合意が無効であることを宣言し、韓国政府が根本的な解決のために日本政府と再協議することを強力に要求する。
2016年1月7日
在日韓国民主統一連合 在日韓国青年同盟 在日韓国民主女性会 在日韓国人学生協議会
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