2018南北首脳会談、板門店宣言支持・歓迎！南北首脳会談を熱烈に支持歓迎する在日同胞青年学生パレードを開催しました！

2018南北首脳会談、板門店宣言を熱烈に支持・歓迎！

2018年4月27日に11年ぶりとなる南北首脳会談が板門店の南側地域で開催され、「朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言」が発表されました。

私たち在日韓国青年同盟は、2018南北首脳会談、板門店宣言を熱烈に支持・歓迎します！

声明－板門店宣言を熱烈に支持・歓迎する

朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言

南北首脳会談を熱烈に支持歓迎する在日同胞青年学生パレード

そして、27日当日の「板門店宣言」の発表と同時に、新宿アルタ前に250名を越える在日同胞青年たちが結集して、支持・歓迎の行動を起こしました！

主催は6.15青年学生協議会（韓青、学生協、朝青、留学同、朝青商、朝鮮学生委員会で構成）で、新宿アルタ前に集合して事前集会、そして新宿駅前でのパレードを行いました。

事前集会では主催者挨拶を金承民委員長（6.15青年学生協議会共同代表）が行いました。

＜主催者挨拶要約＞
「年初から南北関係が急速度に発展し、平昌オリンピックを契機に和解と団結の良い雰囲気が作られた。そして今日、分断線を越えて南北両首脳が出会い、分断の歴史に終止符が打たれ、祖国統一の新たな歴史が開かれた。昨年の10.4宣言10周年集会を同じ場所で反戦平和を訴えて開催したが、わずか数カ月で情勢が完全に変わった。分断によって幾多の苦しみと悲しみを経てきたが、私たちの民族の未来は明るい。いまこそ統一が訪れる。今日の喜びと感動を胸に、青年学生が「板門店宣言」の履行、南北関係の改善と自主統一運動の先頭に立っていこう！」

続いて、「板門店宣言」の朗読の後に、参加者全体でマッコリで祝杯を上げました。揃いのTシャツで喜びを爆発させる青年の姿に、報道関係者のみならず道行く市民の方々からも大きな注目が集まり、拍手や声援を送ってくれる方も多数いました。

祝杯で酔っ払ってしまいそうになりながらも、メインイベントである支持歓迎パレードに。これまでは拳を突き上げる系のまさに「デモ行進」という事が多かったですが、今回のパレードは喜びを表現するものです。南北の両首脳が開いた手を互いに取り、朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた出会いを果たしたことを祝福することが目的です。私たちもついつい力が入ってしまいがちでしたが、握りしめた拳ではなく、開いた掌で新たな始まりを祝福しました。

パレード終了後には交流会を持ち、あらためて参加者で祝杯を上げました。喜びと感動、未来への希望に満ちた交流会では、祝杯を上げた回数が分からなくなるほど、大いに盛り上がりました。

民族の主体として朝鮮半島の平和と繁栄、統一の先頭に

今回のパレードは、日本で一番早く支持・歓迎の表明を行ったことは言うまでもなく、おそらく世界中のどこよりも早く支持・歓迎の実践を、私たち在日同胞青年が行ったのではないでしょうか？海外に在住する在日同胞青年も、民族の主体として朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けて先頭に立って行くんだという強い意志と行動力を示すことが出来たと思います。

私たちは平和と統一の里程標である板門店宣言を確実に履行していかなければなりません。そのためには南北の当局者とともに、南北・海外の8000万わが同胞の挙族的で団結した宣言の実践が重要です。6.15委員会はじめ民間団体のより一層の役割強化が求められるなかで、韓青、そして6.15青年学生協議会は板門店宣言を履行、実践する固い決意を表明します。そして、６月初旬までに開催される朝米首脳会談を南北共同の力で成功させていくよう、継続して声を上げていきます。

また、この間の南北対話の進展、朝鮮半島の平和と統一に向けた大きな動きに対して、世界が支持・歓迎を示し、米国も朝米首脳会談に向けて動いている中で、唯一制動をかけるような言説、歪曲するような報道が蔓延しているのが日本です。この日本において、在日同胞青年が大きく声を上げたことは何よりも意味があることだと思います。これを契機に、日本政府がこれ以上朝鮮半島の緊張を激化させる言動を慎み、ピョンヤン宣言に基づいて早急に朝日関係を正常化する道に進むよう働きかけ、アジアの平和、真の和解を目指します。