第23回統一マダン東京が6月12日(日)に開催されました
先日、6月12日(日)に日暮里駅前イベント広場で第23回統一マダン東京が開催されました。統一マダン東京は「朝鮮半島の統一、民族の和解、平和なアジア、差別のない社会へ」をテーマにしたお祭りで、日暮里駅出てすぐの会場でやっています。出てすぐっていうか、出てる途中でもう見えちゃう感じなんですけど。
今年は2000年6月15日に発表された南北共同宣言に合わせて6月開催となりました。毎年夏開催なんですが、今回くらいのほうが過ごしやすくてちょうどいい感じでもありますね。そんな第23回統一マダン東京、変わらず韓青東京は実行委員会にも入ってますので準備から撤収までバリバリ関わっていきました。どんなんだったかは以下。
ゼロから会場設営をする
統一マダン東京は16時から開始ですが、朝に集合。兎にも角にも舞台を作らなければ始まりません。この会場でやってるイベントでは結構大きく、皆で呼吸を合わせて協力して作っていきます。時代が時代ならウォーターボーイズみたいな映画ができても不思議じゃない、謎の一体感があります。
また、舞台以外にもブースやテントといった準備もしながら、少しずつ形を作っていきます。上の写真は、「形ができてくると楽しいけど最初にいきなり”旗20本組み立て”とか始まるとちょっとつらい」みたいな感じです。
さて、ここのところ毎年生ビール&ソフトドリンクブースを出していた韓青東京ですが、今回も同様です。生ビールを注ぐのも手慣れたもので、このまま球場に行ってもバリバリ働けますという雰囲気。また、韓国の缶ジュースを4種類用意して、酒が飲めないならジュースを飲めばいいじゃない作戦で子供達にも来てもらえるようにしました。
それから、私達韓青全体で取り組んでいるP’sキャンペーンも展開しました。今回の統一マダン東京のテーマにもある、「停戦から平和、対決から対話」を訴えていく写真キャンペーンです。祖国朝鮮半島はいまだ停戦状態で、いつ戦争が再び起こってもおかしくはない状況で、その緊張状態が与える影響は計り知れません。そんな停戦状態を平和協定を締結して朝鮮半島に真の平和を求めよう!という気持ちを写真で集めるというものです。特別にうちわを用意して、会場で配り、写真を集めていきました。詳しくはピースキャンペーンページで。
ブースも設営できたし・・・始まるまでの間、オープニングのダンスを練習しました。今回は私達在日韓国青年同盟(韓青)と、在日本朝鮮青年同盟(朝青)が合同で「경의선 타고/京義線に乗って」のメロディに合わせて踊るパフォーマンスをオープニングアクトで行うことになりました。ので、直前まで練習です。
いよいよスタート!統一マダン東京
とかやってるとあっという間に16時になり、舞台上でいきなり踊りました。ことあるごとに着ている気がするスカイブルーが映えますね。音関係が合わせきれなかったところもありますが、元気よく踊れてよかったです。オープニングとしてよくわからないけど始まったんだなということは分かりましたし、南北の在日同胞青年団体が一緒に踊ることで祖国統一へのアピールもできました。
そしてオープニングのあと司会がバシバシ進めていき、ステージでは様々なプログラムが続きました。
始まったあとはビール売ったり、マダンくじを売ったりとそれぞれ一生懸命動いていました。生ビールは移動販売も。本当に球場みたいになってきてますけどおかげで良く売れました。一度飲みだしたらそこから動くのは面倒くさいし、お客さんにも好評でした。
しっとり聴かせたり見せるステージのほかに、ちょくちょく入る観客参加型ライブもあり、その度にブースからすっ飛んでいきました。その中には今年も三重県本部から何名か遊びに来たメンバーの姿も。しかしコンビニ行くみたいな感覚で東京までくるフットワークの軽さは一体なんなんだ・・・。でも楽しくできたので良かったです。
トリはメインゲストの李政美さんのミニコンサートでした。最後は会場の皆が立ち上がって手を振ったり踊ったりして楽しみました。アリランなど、馴染み深い曲も歌われていて朝鮮半島を身近に感じられました。
第23回統一マダン東京を終えて
今回は天候に恵まれて過ごしやすかったせいか来場者も多く活気がありました。韓青東京もオープニングアクト、生ビールブース、くじ売り、ピースキャンペーンと全員で協力してたくさんをこなして統一マダン東京を成功させることができました。また、不安定な朝鮮半島状態を平和状態にする、またそのためにも朝鮮半島の統一が必要不可欠だというのを楽しみながら広げられてよかったと思います。
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