[後編]光復節77周年母国訪問団に行ってきました!

안녕하세요? それでは後編を始めていきたいと思います。

≪8月14日 解団式、自由行動、交流会≫
翌14日は午前中に訪問団の解団式があり、その後は自由時間でした。
夜は6.15青学本部と韓国大学生進歩連帯のメンバーと合流し、昨日同様遅くまで交流しました!

分かる人には分かる「例の店」

この交流会では歌を歌ったり踊ったり、在日同胞の話を聞いた大学生が泣き出したりと今思い返しても色々あった“熱い”夜になりました…

≪8月15日午前 臨仁閣訪問≫
さて翌8月15日は韓国滞在の事実上最終日。4年ぶりにDMZ近くの臨仁閣を訪問しました!

なんとなく既視感のある画風

4年ぶりに訪れた臨仁閣は新しく建物が立っていたり色々変わっていましたが、一番変わっていたのは2020年から稼働している坡州臨仁閣平和ゴンドラ(ロープウェイ)でした。
ロープウェイを渡った先はギリギリ韓国領ですが「民間人出入統制区域」に指定されており、入るには許可が必要です。

ロープウェイの乗り場

農地を越えイムジン川を渡る

イムジン川を渡った対岸、風車で作ったDMZの文字

一口にDMZと言っても実は三段階に分けることが出来ます。DMZとは「デミリタライズド・ゾーン」日本語にすると「非武装地帯」という意味で、軍事境界線いわゆる38度線から南北に2㎞の地域をDMZと言います。
そこから5~20㎞下がった区域を民間人出入統制区域といい、出入りするのに許可が必要になります。実はロープウェイのチケットを買う時も名前と生年月日の入力が必要で、これが簡易な手続きになっていたわけです。

ロープウェイで渡った先は二手に分かれていて、どちらも斜面を登った先に見学スポットがあるという形になっていました。渡って右側に登るとかつて米軍のキャンプグリーブスが建てた建物をリノベーションした博物館がありました。

元々は在韓米軍の施設をリノベーションした博物館

6.25動乱(朝鮮戦争 1950~53)に関する展示が多数

反対側には南北首脳が会談した板門店のトボタリ(橋)を再現したレプリカがありました。

訪れた際は平和統一を願って握手する写真を撮りましょう!

ちなみにロープウェイはわざわざ追加料金を払って足下が透明になっているゴンドラに乗りました。

帰りはじゃんけんに負けた안산하同志が対岸まで立つことに

高い所は平気なんですが、風が強くて多少揺れるのが怖かったですね~
他にも平和公園の中を色々と見学してきました!(4年前に訪れた際の記事はこちら!)

定番の「自由の橋」は老朽化により進入禁止となってました

板門店宣言1周年を記念して設置された平和の少女像

〇〇ざんまい?!

≪8月15日 昼食≫
臨仁閣を見学した後は昼食。この日は짬뽕(チャンポン)と냉짬뽕(冷やしチャンポン)をいただきました!
짬뽕は韓国における中華の代表的料理で、同じ「チャンポン」ですが長崎チャンポンとは味や具材などだいぶ違います!冷やしチャンポンは冷麺のようなスープが特徴的です!

手前のどんぶりがチャンポン、真ん中のお皿は韓国式酢豚タンスユッ

 

≪8月15日午後 烏頭山統一展望台訪問≫
その後は少し移動し、烏頭山統一展望台に行きました。こちらも5~6年ぶりの訪問になりました。

公休日のためか訪問客は多かった

政府次元の統一事業に関する展示が多かったです。こういった公的機関の展示は政権によって内容がガラリと変わるのですが、比較的内容は良かったように思います。

展望台の方にも行き、双眼鏡を覗きました。烏山展望台からは河を挟んで開城(朝鮮側)の農村が見えます。

近くて遠い分断された祖国、いつか自由に往来できる日を願い、またそのためにこれからも活動し続けることを決意しながら展望台を後にしました。

≪8月15日 夕食、交流会、宿泊≫
その後は宿舎近くで夕食、この日はカムジャタンをいただきました!

最近は日本でもメジャーになってきたカムジャタン

この日は最終日、さらに정종성常任代表と손동대執行委員長に宿をとってもらい三人で遅くまで語らいました!

四日間も共にしてくれた同志に感謝

そして16日早朝、仁川空港まで送ってもらい航空機のチェックインを済ませた後・・・

 

 

≪8月16日朝 交流会≫

たたずむ緑の小瓶

空港の食堂で朝から焼酎一本空けました!何故だ…

顔がヘロヘロ

マジでヘロヘロですがそれでも飲み続けます。実際、次がいつかは分からないですからね。

改めて감사합니다!

こうやって本当に最後の最後まで国内同志のお世話になり、無事帰国しました。

改めて今回の母国訪問の成果を整理すると、
①3年ぶりに国内青年と直接対面し交流した
②国内の運動に参与し、在日同胞青年の決意を示し連帯を強化することが出来た
③これからの韓青活動を考える上での気付き・発見を多く得ることが出来た
という風に整理できると思います。

コロナで直接会えなかった期間を経て、情勢的には困難な局面を迎えていますが、私たち組織と運動の連帯は一歩も後退することなくより強固になったことを実感しました!
これからも私たち在日韓国青年同盟にしか出来ないことを大事にし、祖国の自主的平和統一のため邁進して参ります!
引き続き韓青への支援・協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

それでは最後に紹介しきれなかった写真を載せてお別れしたいと思います。
ここまでご覧いただき감사합니다~~~!

そこからは何が見えますか…?

激うま짬뽕&냉짬뽕!日本でも流行ってくれ~!

イムジン川を背景に、再会を誓って

 

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