第23回統一マダン東京ポスト企画、韓青東京は司会
去る6月12日に第23回統一マダン東京が成功のうちに無事終了しました。今回その後の学習企画として、第23回統一マダン東京ポスト企画が7月16日(土)に開催されたので参加してきました!韓青東京は参加してきたというか、主催側なのですけど。ということもあって韓青東京で司会をやりました。
毎年プレイベントとして統一マダン東京が始まる前に開催していましたが、今回は少し変わってポスト企画となりました。統一マダン東京のテーマは「朝鮮半島の統一、民族の和解、平和なアジア、差別のない社会へ」ですし、今回は「停戦から平和、対決から対話」というのも頭に入っています。そのテーマの通り、未だ停戦協定のままである朝鮮戦争について講演会を開催してこの緊張状態の解決のため学習しようというものです。
講演企画「朝鮮戦争と日本〜在日朝鮮人史から考える〜」
今回その方面で専門の先生、明治学院大学准教授の鄭栄桓氏をお招きして「朝鮮戦争と日本〜在日朝鮮人史から考える〜」を講演していただきました。
講演は「平和国家としての日本」は果たして本当にそうなのかといったところから始まり、朝鮮戦争期の日本、そしてそこに住む在日朝鮮人について話されました。植民地から朝鮮戦争、そして現在まで停戦協定として続くというマクロな見方から、「長い朝鮮戦争」をどう終わらせるか、という講演でアカデミックな内容でした。大学の准教授をやってらっしゃる方なので当然だけど。
終わりに
その後、質疑応答や団体アピールを行ってポスト企画は終了。その後三河島地域らしく韓国料理屋で交流会を行って終わりました。朝鮮戦争を漠然と祖国で起きた戦争と捉えるのではなく、私たち在日同胞にとっても直接的に関わりがあること、またこの時の体制が現在まで続く在日同胞状況の大きな基幹になったという点を改めて勉強することができました。
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