안녕하세요! 私たち韓青は2月22日~24日にかけて、第56回韓青全国冬期講習会 コリアンユースフェスティバル2020 を愛知県名古屋市にて開催しました!
今回も多くの在日同胞青年が参加し、60周年を迎える韓青にふさわしい内容の講習会を開催することができました。その一部始終を時系列を追って報告したいと思います。
1日目
開会式
全国から続々と仲間たちが集まり、午後2時から開会式を行いました。開会式では各班のメンバーの発表や、講習会中の諸注意がアナウンスされました。今回は特に開催地域である東海地域、愛知県本部・三重県本部から初めて参加する仲間が多くいました!
映画上映・パネル鑑賞・全体講演
続いて、朝鮮植民地時代の日本軍「慰安婦」問題と強制徴用工問題について学ぶ、映画上映とパネル鑑賞企画が行われました。今回の講習会は2019年に激化した韓日の歴史認識対立において象徴的な事件となったあいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」展示中止事件と関連し、日本軍「慰安婦」と強制徴用工の被害当事者の証言や研究を通じて明らかになった歴史的事実を映像とパネル展示で学ぶ機会として開催されました。
生々しい証言と豊富な資料を目の前に、すべての参加者が息をのみ私たち民族の歴史と真剣に向き合っていました。
その後は映画上映・パネル鑑賞の内容をふまえて、李俊一中央副委員長が問題の歴史的背景と今後の課題を講演で語られました。
班別討論
講演後は夕食を挟んで、班に分かれての班別討論が行われました。班員たちの中には韓青の講習会に初めて参加する人からベテランもいて、普段なかなかする機会のない自らの生い立ちや講演を受けて思ったことを、和気あいあいと時には真剣に夜遅くまで語り合いました。
2日目
実践コーナー
2日目は朝食を食べた後体育館に集まり実践コーナーが行われ、趙暎和大阪本部委員長が韓青結成60年間の歴史における実践活動と、60周年に向けたこれからの展望を解説しました。
スポーツ大会
その後は兵庫県本部の仲間が企画した班対抗スポーツ大会が行われました!
1つ目の種目は「英語禁止バレーボール」、ルール説明の時点から英語を使わないという徹底っぷりで、企画者のこの企画にかける意気込みが伝わってくるルール、もとい規則説明でした。
レシーブ、トスはおろかボールという単語さえ口にできない中、編み出された作戦が「우리말(韓国語)を使う」という実に民族団体らしいものとなりました!特に冷え込む冬の体育館でしたが、青年らしく体を動かし楽むことができました。
次に行われた企画は「〇×クイズ」、民族に関係ある問題から全く関係ない問題まで出されましたが、ただ一人全問正解者が!こちらも大変盛り上がりました!
そして「予定よりだいぶ早く終わってしまった」とのことで急遽行われたイントロクイズも含め、総合点で見事クイズの全問正解者を出した2班が優勝しました!
他には余った時間を使って、思い思いの遊びに興じていました。
民族文化ワークショップ
昼食後は少し休憩を取り、午後からは例年好評を得てる民族文化ワークショップを今年も開催しました。
今年はチャンゴ・テコンドー・韓紙工作の三コースから選ぶことができ、それぞれ楽しく、真剣に取り組んでいました。
こちらがチャンゴコースの様子
こちらがテコンドーコースの様子
こちらが韓紙工作の様子
韓青文化マダン
韓青の講習会の目玉と言えば各本部が準備してきた文化発表を披露する韓青文化マダン!今年は例年以上に創意あふれる演目が披露されました!
オープニングを飾ったのは愛知県本部による「総合芸術」、写真を見てもらえばわかる通りギター、ベースに加え民族楽器のチャンゴ、プクによるバンド演奏が行われました!
文化マダンのオープニングにふさわしく観客を巻き込みながら盛り上げる、圧巻の演奏でした!
2番目は東京本部による「律動」…のはずなのですが、
なぜか우유소년なるコンビが突如登壇、なんか見覚えのある漫才を繰り広げた後、律動を踊りました。
続けて午後に行われた民族文化ワークショップの発表が行われました。
まずは韓紙工作コースの発表。創意工夫あふれる韓紙ストラップを作成しました。
続けてチャンゴコースの発表。息の合った演奏が出来るほど上達することが出来ました!
最後にテコンドーコースの発表。ミット蹴りと見事な板割りに会場は大盛り上がりでした!
次の演目は大阪本部+京都本部合同の「ノレアンサンブル」の発表。韓国現代史を振り返りながら、闘争の歴史を語り継ぐ歌の発表に会場が一体となって聴き入っていました。
続いては兵庫県本部による「合唱」、若さあふれる兵庫県本部らしい選曲に思わず会場中が立ち上がりました!
最後の演目は三重県本部の「サムルノリ」、正統派の영남가락を披露し韓青文化マダンのトリを飾りました!
これで終わらないのが韓青文化マダン!全員で立ち上がり歌を歌って踊る「群舞」で会場は一体となり、今年も参加者全員で作る韓青文化マダンは大成功を収めました。
3日目
特別講演
韓青文化マダンの後は夜遅くまで遊び語らいましたが、最終日の朝は地元愛知の大先輩である趙基峰韓統連愛知代表に「韓青と私 民族的に生きるとは」というテーマで講演していただきました。
生い立ちから当時の韓青活動のエピソードまで、冗談も交えながら現在につながる代表の生き様を語られました。
中央大会に向けて・閉会式
講習会の三日間も残り閉会式を残すだけとなりましたが、その前に6月28日に予定している27次韓青中央大会を案内する企画「中央大会に向けて」を行い、韓成祐中央組織部長が中央大会の目的と内容について解説しました。,
そして、この日(2/24)から中央大会まで残り125日ということでカウントダウン企画を実施しました!
いよいよ最後のプログラムである閉会式。今年も全国から集まった仲間たちが三日間を通じて感じた、思い思いの感想を語り合いました。
こうして三日間のプログラムはすべて終了、コリアンユースフェスティバル2020は大きな事故もなく無事閉幕しました。
スペシャルBBQ
では終わらないのがコリアンユースフェスティバル2020!閉会式後に宿舎のBBQサイトで盛大な打ち上げ、その名も「スペシャルBBQ」を実施!
豪華BBQに舌鼓を打ちながら講習会を振り返り、次の再会を誓い合いました!そんなこんなで本当にコリアンユースフェスティバル2020は無事終了、本部ごとに帰宅の途に着きました。
以上が三日間の報告です。それでは最後に文章で伝えきれなかった講習会の様子を、写真と共にお届けしたいと思います!
いかがだったでしょうか?韓青では東京・神奈川・愛知・三重・京都・大阪・兵庫に拠点を持ち、日々言葉や歴史といった民族文化の学習会や交流会など、朝鮮半島にルーツを持つ青年たちが集まり楽しく活動しています。
ご興味・ご関心のある方はぜひともお近くの韓青支部をお訪ねいただければと思います。こちらからお申込みいただけます!
また韓青ではfacebookページを通じた情報発信、Webウリマル授業なども行っております。そちらもぜひご参照ください。
最後に今回の冬期講習会に多大なるご支援・ご協力いただいた諸先輩方にこの場を借りて感謝御礼申し上げると共に、今後も祖国統一、韓青の発展のためご指導よろしくお願い申し上げます。
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