새해 축하 드립니다. 희망찬 새해를 맞으면서 재일한국청년동맹을 대표하여 인사를 드리겠습니다.
2020年、結成60周年という節目の年を迎え、在日韓国青年同盟を代表して新年のあいさつを申し上げます。希望に満ちた2020年、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
平和、繁栄、自主統一の2020年代へ
私たちの祖国・朝鮮半島では、韓国でのキャンドル革命以降、南北、朝米の首脳会談が次々と開催され、南北分断と戦争の象徴であった板門店で南北と米国の三首脳が歴史的な会合を持つなど、戦争から平和へと大転換の時代を迎えました。それは戦後に米国がもたらした東アジア支配体制、最後の冷戦構造を解体していく過程であり、根本的な構造変化であるがゆえに現在は一進一退の歩みの中で進んでいますが、2020年代を迎えた今年こそは恒久的な平和体制の構築、南北の共同繁栄、自主統一の実現に決定的な進展が訪れるでしょう。
平和は民主主義の発展の土台となり、南北の共同繁栄、自主統一へと向かう歩みは、分断体制維持のために犠牲にされてきた人々の傷を癒やし、一人ひとりの人権、歴史、正義を取り戻す動きへとつながっています。そして、植民地支配から分断体制を経る中で積もり積もった弊害や過ち、積弊を清算するための民衆の闘いは、韓国社会の制度的な変革、民主主義の発展にとどまらず、植民地主義や歴史歪曲、戦争や軍国主義に反対する普遍的な闘いへと昇華されています。朝鮮半島の平和、統一は、アジアの平和、繁栄へとつながっていきます。
その意味で、植民地支配を合法・正当として謝罪・賠償を拒否するだけでなく、経済報復措置により韓国経済に打撃を与え、朝鮮半島を軸に東アジアで進展する平和に向かう情勢に干渉し、軍国化を推し進める安倍政権に対して、韓国民衆が「NO!」を表明したことは当然のことでした。現在の韓日関係悪化は単なる歴史認識の差や法解釈の違い、ましてや韓国の「反日」が理由ではありません。脱冷戦体制、植民地主義の清算を通じた新たな平和なアジア構築に向かうのか否かの激突なのです。
2020年は、1965年韓日条約体制を解体して、祖国と日本との互恵平等な友好親善関係を創造していく新たな2020年代の始まりの年です。また、朝鮮半島に平和、繁栄、自主統一の新たな地平が切り開かれる年になります。分断の壁を越えて統一の未来を切り開き、支配と対立の谷に橋を架けて和合を実現する主体として、私たち韓青は進んでいく決意です。
結成60周年の年を迎えて
昨年は3.1独立運動100周年と大変意義深い一年でしたが、今年2020年も6.15共同宣言から20年、汎民族大会開催から30年、光州民衆抗争から40年、4.19革命から60年と非常に契機性のある年であり、何より私たち韓青が結成60周年を迎える年になります。
1960年4.19革命の熱風を受けて、正義と真理の在日韓国人青年団体として韓青は誕生しました。青年の愛国心と正義感を原動力にして、米国に追従する韓国独裁政権の支配と干渉に反対し、自主と民主、統一を希求する熾烈な闘争の中で生まれた韓青は、歴史の変換点において時代を切り開く主体者として組織と運動を継承、発展させながら60年を刻んできました。
また、常に「民族的に生きる」ことを求め続け、在日同胞青年が自己を解放し、民族主体性を確立する民族学校として韓青の60年は刻まれてきました。多くの青年たちが韓青の門をくぐって、日本社会の中でも民族として生きる喜び、人生を選びとってきました。愛国の世界観と人生観を体得した人材を数多く輩出することで、在日同胞社会と全体民族の未来と希望を導いてきた歴史であったとも自負しています。
結成60周年を迎える今年は、一年間を通じて多くの先輩、先生方の力をお借りしながら、韓青の闘争と変革の歴史を継承し、在日同胞青年が民族として生きる組織として発展していくための運動を推進していきます。2020年代の新たな在日同胞青年運動を始めるとともに、歴史を継承し、新たな時代を、新たな世代の青年が創っていく決意です。どうぞご期待ください。
新年を迎えて、皆様の健康とご多幸を心より祈念いたします。
在日韓国青年同盟 中央本部
委員長 金承民
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