【2011.04.17 4月革命51周年記念 関東・中部・近畿地協 青年学生集会】
青年学生集会 共同決議文
在日
韓国青年同盟(韓青)は4月17日、東京・愛知・兵庫にて4月革命51周年記念青年学生集会を開催し、
共同決議文を採択しました。全文を紹介します。
「生きられない、変えよう」1960年4月、不正と腐敗にまみれ民主と統一を踏みにじった李承晩独裁
政権を、青年と学生を先頭にした韓国民衆は打倒した。その偉大な4月革命から51周年を迎え、今日われわれは
4月革命精神の正統な継承者として、この場に結集した。
4月革命は韓国現代史に燦(さん)然と輝く民衆抗争であり、本格的な反独裁民主化闘争の始まりであった。
そして「併合50年」の年に、米国に奉仕する分断独裁を打倒することによって、米軍政と親米独裁政権の血の
弾圧によって断ち切られた自主と独立を目指す民族運動史を再生させた「統一運動の烽火」であった。
4月革命精神を継承した青年学生は「行こう北へ!来たれ南へ!会おう板門店で!」のスローガンのもと南北
学生会談を提唱し、統一を求める民衆のマグマのようなエネルギーが噴出した。まさに4月革命は民主化闘争と、
自主統一運動の原点でもある。
しかし、米国の後押しで登場した朴正煕軍事独裁政権は、4月革命の成果を軍靴で踏みにじった。民主主義は
蹂躙(じゅうりん)され、統一運動は徹底的に封殺された。4月革命は「未完の革命」となった。だが、4月の
若き獅子たちの正義の闘いと勝利は、在日同胞にも大きな希望を与え、「統一運動の烽火」を継承する在日韓国
青年同盟(韓青)の創建へと結晶し、革命精神はこの地で継承・発展させられてきた。
韓国現代史はまさに4・19愛国勢力、5・16売国勢力のせめぎあいであった。そして、外勢に民族の自主権を
売り渡した5・16勢力の後裔(こうえい)の軍事独裁政権と直接対峙し、「未完の革命」を完遂する烽火を
灯しつづけてきたのは、4・19愛国勢力であるわれわれなのだ。
現在、李明博政権のもとで、国家保安法が息を吹き返し、公安弾圧が猛威をふるっている。民族の自主権は売り
飛ばされ、富める者は益々富み、貧しい者は益々貧しくなっている。6・15共同宣言と10・4宣言を否定
して、外勢とともに北側への武力挑発を行ない、南北関係は一触即発の戦争の危機に陥っている。わが民族は
再び「生きられない」時代にある。
4月革命精神の正統な継承者を自負するわれわれ青年学生は、いまこそ、その先駆性をもって立ち上がらなければ
ならない。51年前に青年学生が生きるために決起したように、2012年政治決戦で親米保守勢力の再執権
野望を打ち砕き、6・15共同宣言と10・4宣言を実践して自主的民主政府の樹立を志向する政権を創出
しなければならない。そのために6・15勢力を結集して反保守連合を拡大していくことが必要である。
われわれが先鋒に立って、同胞アンケート運動を展開し、同胞大衆の中に広く深く浸透して、進歩的な政権
交代の突風を巻き起こそう!
一.4月革命精神を継承し、自主・民主・統一を実現する
一.反保守大連合、進歩的政権交代の運動の先鋒隊となる
一.在日同胞大衆の大々的な選挙参与を実現する
一.2012年の政治決戦で6・15勢力の勝利を導く
2011年4月17日
4月革命51周年記念 関東・中部・近畿地協 青年学生集会 参加者一同
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